活動報告

ACTIVITY REPORT

野外活動を実施しました【2026年1月24日(1日目)】

2026年1月24〜25日に「課題探求チュートリアル」の遠隔地での実習として沖縄を訪問しました。

 午前は、那覇市内に残る琉球王国時代の史跡を訪問しました。伊藤教授と田尻教授より、琉球王国の歴史について簡単な説明を受け、東アジアを中心とした交易によって栄えた歴史の痕跡を、実際の場所を訪れながら学習しました。具体的には、波上宮、護国寺、天妃宮(天妃小学校)、東恩納寛惇旧宅、硫黄グスク跡、三重グスク跡などを見学しました。波上宮は、交易に旅立つ船を見送る場所に立地していることから、旧地形についても学ぶことができ、これにより、現在の那覇港周辺が琉球王国時代の重要な拠点であったことを理解することができました(写真1)。また、御物グスクは現在米軍基地内に所在しており、フェンス越しにしか見学することができませんでしたが、学生たちにとって米軍基地の存在を実感するよい機会となりました。

 午後は、南風原町に残る沖縄陸軍病院南風原壕を見学しました。はじめに南風原文化センターにて学芸員の説明を受け(写真2)、その後、実際の壕に入り、蒸し暑く澱んだ空気と暗さの中で、学生たちは戦争の現実を体感しました(写真3)。また、田尻教授からは実際の発掘調査の様子などのエピソードも紹介され、沖縄の考古学の一端について知る機会となりました。

 夕方には山原(やんばる)へ向かい、世界自然遺産登録のためにマングースを除去する目的で設置された侵入防止柵を見学し、荒谷教授からは、このフェンスを題材に、自然遺産登録に至るまでの取り組みについて解説がありました。さらに東村のマングローブ林を訪れ(写真4)、マングローブの生態について荒谷教授よりレクチャーを受けました。

写真1_波上宮の視察

写真2_南風原文化センターでの様子

写真3_沖縄陸軍病院南風原壕での様子

写真4_マングローブ林での様子

公開日: 2026.02.27. 0:00