活動報告

ACTIVITY REPORT

野外活動を実施しました【9月20日(1日目)】

2022年9月20日(火)~9月21日(水)、長崎県対馬市にて野外活動を実施しました。

【9月20日(1日目)】
①環境省対馬ヤマネコ順化ステーション
②小船越

【活動内容】
アジア大陸と日本の中間に位置する対馬は日本の自然環境や生物多様性、文化や社会の成立過程において極めて重要な役割を果たしてきました。本プログラムでは、9月20〜21日にこうした対馬の希少野生動植物保全の現場や史跡を巡るフィールドワークを実施しました。1泊2日という短期間の実習でしたが、日本の生物多様性の保全やアジア諸国との今後の関係性に関する課題について考察する良い機会になりました。

【実習先】
①順化ステーションは、環境省と対馬市が日本国内初である「野生復帰技術開発計画」に基づき野生で生存できる能力を引き出すことを目的とした野生順化訓練を試行する施設であるとの説明を受け、普段ヤマネコの運動能力を餌動物の捕獲能力を訓練する区域の見学をさせて頂きました。

②小船越は昔から朝鮮半島、中国などに繋がる海上交通の要衝で、アジア大陸と日本の文化的、経済についての交流の場だと言われています。
また、「小船越」西側の「西の漕出」では、昔、遣唐使と遣新羅使を乗せる航海性能が高い新羅船もここに寄港していたとの事です。

対馬空港での集合写真

順化ステーションでの説明会_1

順化ステーションでの説明会_2

順化ステーションでの説明会_3

小船越での説明_1

小船越での説明_2

「西の漕出」の歴史を聞く(九州大学 伊藤教授)

対馬実習先

公開日: 2022.09.20. 0:00